FX必勝法

FX必勝法!デイトレードで勝ち抜く3つの手法

デイトレードは現代的な取引手法

今回のブログ記事では、FXのデイトレード必勝法について書いていきたいと思う。

デイトレードとは読んで字の如し、その日に注文した取引をその日のうちに完了させるトレード手法だ。

これはFXに限らず古くから株などで用いられている手法で、現在はスキャルピングなどと並んで人気の取引手法となっている。

かつては有価証券取引税というものが存在したため、短期間に何度も取引するような取引手法は極めて不利であった。

だがしかし、金融ビッグバンなどの影響を受け1999年に有価証券取引税法が撤廃となった。またインターネットも普及し、今では自宅にいながらでも瞬時に注文や決済が行えるようになり加速度的に売買がされるようになった。

まさしくデイトレードとは現代的な取引手法の一つであるといえよう。

そのデイトレードを極め必勝法とすることができるか。今回はこれをテーマにしていきたいと思う。

どんなメリットがあるのか?

デイトレードの一番のメリットは何か。

それは他でもなくリスクの低さだといえるだろう。既にトレードをしている現役トレーダーなら誰もが一度は大なり小なり、取引に不安を感じたことがあるではないだろうか。

FXは取引を継続している限り24時間リスクに晒され続けなければならない。

なぜならFXの取引市場は一日中眠らないからだ。株式であれば市場がオープンする時間が明示されている。しかしFXは世界を相手にするため、仮に東京が夜でも海外では朝や昼だったりするというわけだ。

いつどこで暴騰や暴落が起きようともわからないのが為替市場・・・。ポジションを持ち続けることは投資家にとって大変なストレスなのである。

だがデイトレードであれば基本的にその日のうちにポジションを手仕舞いしてしまう。これなら万が一のリスクを気にせず夜もぐっすり眠れる。

ただし残念ながらデイトレードにもいくつかの欠点もある。容易に想像がつくと思うが、デイトレードをするということは相場の値動きを常に監視していなければならない。そのため一刻の予断も許さないのだ。

取引中は常にパソコン画面の前に張り付きチャートと睨めっこ…。急な相場変動があるかもしれないと考えるとおちおちトイレにもいってられない。つまり日中仕事をしているサラリーマンや兼業でトレードを始めるのはまず無理がある。

ではデイトレードはどんな人におすすめなのか。それは専業主婦、大学生、もしくはニートといったところではなかろうか。とにかく自宅にいることが多く且つ時間的にも余裕があり、比較的いつでもパソコンに向かえる状況であればデイトレードに適している。

デイトレードに必勝法はあるのか

そもそもデイトレード自体が必勝法のように広まった取引手法である。

今なら誰でも知っているベーシックな取引手法であるが昔は珍しかった。そんなデイトレードにもいくつか必勝法と呼ばれる取引手法がある。順に紹介していこう。

重要指標発表時で一気に勝ち抜け

まずはファンダメンタルズ分析を用いたデイトレード必勝法だ。

重要な経済指標の発表時といえば何かと相場が大きく動くタイミングだ。とりわけその中でもとくに注目を集めるのが米雇用統計発表時のタイミング・・・。

株式投資では多くの投資家がダウの値動きに注目するように、アメリカの雇用統計は為替相場の動きを予想する重要な材料となる。発表前後の数分から長くて数十分がチャンス。ここで上手く流れを予想し、一気に儲ける。

短時間で一気に稼ぐのがデイトレードの必勝法だ。

テクニカルを使ったデイトレードの必勝法

実はデイトレードはトレンドにもレンジにも対応しやすいといわれている。

レンジ相場ではレジサポラインを使う。底値で買って高値で売る、高値売って底値で買う。この繰り返しだ。
つまりレンジ相場が続く限りにおいてはひたすらドテン買いとドテン売りを交互に行うだけでよいのだ。

裁量が苦手な人にはシステムトレードがおすすめ

裁量トレードが苦手な人も多いと思うが、FXには自動でデイトレードを行ってくれるシステムトレード(通称EA)もある。
これなら自分のトレードに自信がなくても、システムに任せればいい。もし利益が出なかったら。
たしかにシステムトレードを使えば必ず利益があがるというものではない。(当たり前だがそんなものがあればみんなとっくにやっている。)

EAには多くの種類がそんざいするため、その時の相場によってハマりやすいのものがある。中にはバックテスト(EAのロジックと過去のデータを比較し、テストする)機能が搭載されているものも多い。興味があればお試しいただきたい。

デイトレードはリスクマネジメントしやすい投資手法だ。

だがやはり他の投資手法よりも放置しておくことができないため、それだけエネルギを使う投資手法でもある。
結局どの必勝法も一長一短あり、すべてにおいて優れているトレード手法などなかなかない。

それでは今回は明治時代の実業家、安田善次郎(やすだぜんじろう)の格言で締めたいと思う。

易きを好み、難きを避けるは人の常である。勤倹は美徳であるが、その実行はすこぶる至難の業である。意志の強さ、すなわち克己心の養成を最も肝要とする。

-安田善次郎-

ストキャスティクスにFX必勝法はあるか?

逆張りに有効?ストキャスティクスを用いた必勝法とは?

FXの必勝法にはテクニカル指標を用いた必勝法が数多く存在する。

今回はそんなテクニカル指標を用いたFX必勝法の中から、ストキャスティクスで実践できる必勝法を検証したいと思う。

ストキャスティクスはおおよそどの取引ツールにも備わっているメジャーなテクニカル指標ではないかと思う。

FX必勝法の有無に関わらず覚えておいて損はないだろう。

あなたはそもそもストキャスティクスというテクニカル指標をご存知だろうか。

もしご存知ないのであればまずストキャスティクスという指標がどのようなテクニカル指標であるかをおさえておくとよいだろう。 テクニカル指標はとっつきにくいというイメージをお持ちの方も多いと思う。

その中でも特にこのストキャスティクスはわかりづらい・・・。そのため解説はできるだけ簡略に済まさせて頂きたいと思う。

ストキャスティクスの概要

ストキャスティクスはその歴史も古く、1950年代にジョージ・レーン(George Lane)という人物によって考案されたオシレーター系のテクニカル指標である。ストキャスティクスは%K、%D、Slow%Dという記号を用いて分析を行う。もうこの時点で頭が痛くなってきそうだ。

各記号の意味についての解説は端折らせて頂きたい。というのもとことん為替相場を研究するというならまだしも、必勝法の習得だけが目的なら覚えても難解なだけであまり意味がないからだ。ここではこのストキャスティクスの果たす役割についてだけ解説しておこう。

ストキャスティクスは為替相場の買われ過ぎ、売られ過ぎを判断する指標だ。それ以上でも以下でもない。見方はカンタン、%Kや%Dといった記号の線をみる。これが真ん中にある中心線より上にあれば買われ過ぎ、逆に中心線より下にあれば売られ過ぎということだ。

買われ過ぎ、売られ過ぎがわかることで相場が反転するタイミングが掴みやすい。つまり逆張りに有利な指標だというわけだ。

ダイバージェンスに要注意!

ダイバージェンスという言葉を聞かれたことがあるだろうか。

ダイバージェンスとは実際の相場とテクニカル指標が逆の動きをすることだ。ストキャスティクスでは例えば上がり過ぎとのサインが出ていても、相場はそれに反し上昇を続けることがあるのだ。

では結局ストキャスティクスなど役に立たないということだろうか。実はこのダイバージェンスにも見極めるポイントがある。

もし相場が高値を更新しているのに、ストキャスティクスの高値が更新できていないとする。この場合ダイバージェンスと踏んで間違いないだろう。逆も全く同じだ。もし相場が安値を更新していてストキャスティクスの安値が更新できていなければダイバージェンスだ。

だがダイバージェンスも詰まるところがトレンドが終わる兆候に過ぎない。狙い撃ちしてみたところで上昇や下降を続けることはしばしばある。

必勝法としては有効でないというのが結論

今回ストキャスティクスを用いたトレード手法が必勝法となり得るかを検証してみた。だが結局ストキャスティクスは、一つの参考指標とはなるが必勝法とまではならないのが実情のようだ

それでは今回はアメリカの権威ある数学者であり、株式トレーダーとしても知られるウィリアム・エックハートの格言で締めたいと思う。

システムに持たせる自由度は三か四程度。チャートパターンを使ったシステムは98%ぐらいは使いものにならない。似たような問題に何度も出くわしたら、そのシステムは変えるべき。押し目買いはしない。RSI(相対力指数)やストキャスティクスなどの逆張り指標はほとんど意味がない。

-ウィリアム・エックハート-

FX必勝法-テクニカルと日足でスイングトレードを攻略する手法

実は知らないスイングトレードでのFX必勝法

当ブログではこれまでにもスキャルピングやデイトレードなどの手法でのFX必勝法を紹介してきた。

今回はスイングトレードという手法を用いたFX必勝法についても紹介したいと思う。

もしかすると投資経験の浅い方にはデイトレードやスイングトレードといわれてもどのように違うのかわかりづらいところもあるだろう。

しばしばスイングトレードは長期トレードと勘違いされることもある。

だが、スキャルピング、デイトレード、スイングトレードこの3つの手法はいずれも短期トレードの手法である。
ではどのように違うのかというと、さらに細かい期間に分類される。

ざっくりいうと次のようになる。
スキャルピング<デイトレード<スイングトレード

スキャルピングは秒~分単位で取引を繰り返す手法だ。スキャルピングの必勝法については過去の記事で紹介しているのでそちらをみて欲しい。
デイトレードは取引を1日単位でおこなう。スイングトレードは数日間~1週間をかけて行う。

それぞれの手法はこのような特徴の違いがあるため、当然必勝法もそれぞれ違うパターンを用いる。

スイングトレードとはどのような手法であるのか。またどのような必勝法があるのか。
今回のブログ記事ではそれを掘り下げていきたいと思う。

FXにおけるスイングとはどのような手法か

上述したが、スイングトレードとは短期間売買の取引手法であり、数週間程度で取引を完結させる。

明確に何週間という決まりはないが(あったところでどうだという話だが、)おおよそ長くても3週間程度だ。

スキャルやデイトレ、スイングトレードは同じ短期トレードといえど期間が異なるため手法のコツも全く異なる。
例えばスキャルの場合は秒~分での売買を狙うためティックチャートというかなり細かい時間足をみる。

デイトレの場合は15分足や30分足をみることが多いだろう。スイングトレードの場合は主に日足をみる。
中には複数の時間足をみる人がいる。デュアルディスプレイをしていればいかいにもトレーダーらしい。

が、正直当ブログでは複数の時間足をみることはあまりおすすめしない。もちろん中には複数の時間足をよいテクニカル分析を導ける人もいるのかもしれない。
しかし多くの場合はノイズが多くなって返って混迷を深めてしまう要因となってしまう。

テクニカルは日足だけで十分と考えてよいだろう。

スイングトレードのメリットとデメリット

FXでスイングトレードという手法を用いるメリットとデメリットの両面をみておきたいと思う。

まずメリットとしては次のようなものがあげられる。

  1. スキャルやデイトレのようにずっと気にしている必要がないので時間に余裕ができる。
  2. 期間が長い分利益がとりやすい。
  3. 売買の回数が少ないため手数料が少なく済む。
  4. 僅かだが買いから入ればスワップも得られる

どうだろうか。こう見るとスイングトレードという手法がとてもメリットの多い手法に思わないだろうか。

次にデメリットについても考えてみたい。
ざっと挙げるとデメリットは次のようなものが考えられる。

  1. 保有期間中は大なり小なり常にリスクに晒されている
  2. 利益もとりやすいが損失も大きくなりやすい
  3. 保有期間が長いため一喜一憂しがち。
  4. 売りでハイレバスワップを払い続ける。

メリットとデメリットを比較しておわかりの方もいるだろうが、あなた次第でスイングトレードのデメリットは軽減できる。
そう、デメリットの多くはトレードにおけるメンタルと大きく関係している。

メンタルトレーニングでデメリットを克服することができるというわけだ。

必勝法でスイングを制する!

さてそろそろ本題に入りたいと思う。

FXでのスイングトレードを必勝法とするにはどのような手法をとればよいか。

1回の取引で狙う利益は100pipsから300pips。
これなら小ロットで注文をいれてもそこそこの利益がとれる。

利確と損切りの比率はおおよそ3対1の割合。最初はわかりにくいが勝率に応じてリスクリワードを決めていく。
あまり欲を出し過ぎず損小利大を目指してトレードする。

上がったらついつい欲が出たり、少し下がったら不安になったり・・・。人間というのはついつい感情に流されやすいものだ。

もしあなたがFXのスイングトレード必勝法で確実に利益を取りに行くなら、とにかく無心でトレードルールだけに忠実になることだ。今回は数ある投資手法の中からスイングトレードとそのFX必勝法を紹介した。

FXに限らず投資というのは難しい・・・。それをよく教えてくれるのがこのスイングトレードという手法ではないかと思う。

統計やトレード哲学というものをいくら駆使しても結局乗り越えるべきは自分自身なのかもしれない。
メンタルトレーニングを積み、煩悩を経つことができればきっと勝機をつかむことができるだろう。

それでは今日は江戸中期の大名上杉鷹山(うえすぎ ようざん)の格言で締めたいと思う。

働き一両、考え五両、見切り千両、無欲万両。

-上杉鷹山-

FX必勝法のスレは閲覧しない方がよい3つの理由

ネット上のFX必勝法スレはノイズが多すぎる

ネット上には様々な掲示板サイトというものが存在し、あるテーマごとに掲示板が分かれている。この掲示板のことを人はスレ(スレッドの略)と呼ぶ。

スレでは様々な討論や情報交換など、活発な投稿がされる。FX系のスレも数多く存在するが、その中でも人気なのがFXで失敗した人たちを嘲笑するスレと必勝法に関するスレだ。

前者では「他人の不幸は蜜の味」といわんばかりに、誰かの失敗談を肴に大盛り上がりする。後者はとにかくFXの必勝法が知りたいという者同士が繋がりネット上でコミュニティを形成している。

本来こういったスレを閲覧することのメリットは、様々な人たちが実践している必勝法について知ることができるということであろう。だが身も蓋もない話をすると、スレに投稿されている必勝法は非常にノイズが多く参考にならない。

誰かが我流で編み出した必勝法は、自分と相性がよいという保証はない。またその必勝法でその人が本当に儲けているかも疑わしいところだ。

必勝法スレと名のつく場所には少なからず誇張して投稿する輩も存在するからだ。

もし必勝法スレの投稿を参考にしたいのであれば、ある程度自身でFXのトレード手法に関するリテラシーを養っておくべきであろう。

必勝法として論理破綻している

実はネット上のスレにはFXの必勝法とは名ばかりの、完全に論理破綻している手法が数多く散見する。
ここではFX必勝法スレで紹介されている必勝法とやらをいくつか検証してみたい。

超低レバにして損切りしない

「超低レバにして損切りしない。」
「様々な通貨ペアで低レバ放置しとけばいいんじゃね。」

つまり下がり続けたら最終的には全部溶かす覚悟で損切りはしないといっているのだろう。

まず塩漬けにするといっているのに超低レバにする意味が全くわからない。損切りしないつもりならむしろレバレッジを高くして証拠金維持率を高めるべきであろう。

自分が絶対上がると思ったらそこでポジる

「まず、エントリーはどこでもいいです。自分が絶対上がると思ったらそこでL、逆ならS。ポジる根拠なんて何でも変わらない」

これは酷い。ほとんどの人がエントリーのタイミングがわからなくて苦労している。だから必勝法を知りたがっているのだ。それだというのに、何の根拠もなくポジればいいなどとよくいえたものだ。

FX系スレにはろくな掲示板が存在しない

様々なFX系のスレの中から必勝法を教え合うといった内容のスレをチェックしてみた。が、はっきり言って愕然とするしかなかった。雑談レベルの投稿が多く、内容も稚拙としか言いようがない。

あくまで私が見た限りであるが全くためにならないと言わざるを得ない。

9割が負けていくといわれるFXの世界・・・。1割の勝ち組になりたければ、このようなスレを閲覧するのではなく著名な投資家の書籍でも読んだ方がよほどためになる。

読者のあなたもこのような類のスレに惑わされず、しっかりと身になる知識を得るように努めて頂きたい。

では今回は「バリュー投資の父」として知られるベンジャミン・グレアムの格言で締めたいと思う。

投資で成功するカギは自分自身に内在する。

-ベンジャミン・グレアム-

FX必勝法指標スキャルでは指値と逆指値を必須で入れる

知る人ぞ知る指標スキャルというFX必勝法はいかほどか

指標スキャルというFX必勝法があるのをご存知だろうか。

この必勝法は二つの要素が組み合わさって成り立っている。

一つはスキャルピングというトレード手法、もう一つは経済指標である。トレード経験のない初心者のために少し補足をしておこう。

スキャルピングとは非常に短い期間で売買を繰り返す取引手法のことである。また経済指標というのは雇用統計や金利政策など、相場に影響を与えうる材料となる指標たちのことだ。

指標スキャルというのは、文字通りこの経済指標の発表時を狙ってスキャルピングを行う必勝法というわけだ。

僅かな時間で百万近くの利益を得ることもできるともいわれるこの指標スキャル。一体どのような必勝法なのか、これからじっくりみていきたいと思う。

指標スキャルはリスキー?本当に稼げる?

この必勝法、どうあがいてもハイリスクだといわざるを得ない。経済指標の発表時というのは相場の変動が激しい。ハイリターンが狙える分、損失のリスクも大きい。

そのためこれは安全重視で健全なトレードを目指したいというトレーダーにはおすすめできない。だがもしギャンブルトレードで荒稼ぎしたいというのであればやってみる価値は十分あるだろう。

この指標スキャルという必勝法で有名な人物というのがHAPPY氏だ。

元々株式投資では全くさえなかったが、FXでこの指標スキャルという必勝法を始めてから成功をおさめることができた。といってもHAPPY氏自身のこの指標スキャルでの勝率は6対4くらいの割合らしい。

この勝率からもいかに損益がどちらに動くか際どい必勝法であることが窺えるのではないだろうか。

HAPPY氏は10万円から始めて3年で2億まで増やすことができたという。損小利大を実現できればたとえ6割の勝率でも十分に資金が増やせるということなのだろう。

ちなみにこのHAPPY氏は「FX 指標スキャルでHAPPYトレード」というタイトルで書籍も出版している。興味のある方は読んでみるとよいだろう。(割と古いほんなので中古なら200円くらいで買える。)

必勝法で失敗した人もいる?

指標スキャルで失敗したと噂される人も

HAPPY氏の話が出たついでだが、指標スキャルで失敗したのではと囁かれている人物もいる。それが指標スキャルトレーダーのあさみという人物だ。ブログをやっていたのだが今はもう検索にすら上がってこない。(もう閉鎖したのだろうか。)

「あさみのFX指標スキャル DVD付 (超トリセツ)」というタイトルで本も出版していたようなのだが、この内容が酷い。

FX指標スキャルで稼いだと自慢をしたいのか、著者の優雅な暮らしを紹介するなどFXとは関係のない内容。本当に指標スキャルで稼いだのかと疑いたくなるような構成である。

付属のDVDも残念ながら内容が薄い。これがまるでFX必勝法の指南書のように売られているのだから呆れてものが言えない。

このFX必勝法で勝つためのコツ

指標スキャルを実践する上で重要なのはまず、指値と逆指値を入れておくことだ。指値と逆指値を入れておくということはつまり「いくらで利食い、いくらで損切り」というのをきちんと決めておくということだ。

このあたりはどの必勝法を採用するにしても基本的に同じであろう。そしてもう一つ何よりも重要なのは資金管理だ。いくらまでなら資金投入してもOKか。これをきちんと決めておくことだ。

これはFXや必勝法に対する対策というよりも投資全般の基本的な考えだ。

もしこのあたりを徹底できればあなたもHAPPY氏のように損小利大を狙えるかもしれない。

それでは今回はアメリカの投資家ウォーレン・パフェットの格言で締めたいと思う。

金持ちになるためには2つのルールを守りなさい。
【ルール1】絶対にお金を損しないこと。
【ルール2】絶対にルール1を忘れないこと。
ウォーレン・パフェット

FXに疎いあなたでも、経済指標の必勝法でガッツリ稼げる

果たして経済指標を使ったトレードにFXの必勝法はあるのか

テクニカルを使った必勝法などはよくネットで紹介されているが、経済指標を使った必勝法というとピンとこない人も多いと思う。

FXトレーダーを大別すると次の3つのタイプに分かれるのではないかと思う。

  1. テクニカル派
  2. ファンダメンタルズ派
  3. どちらでもない派

ここでいうどちらでもない派はどちらにも属する場合とどちらにも属さない場合があるかと思う。

テクニカル派は経済指標を嫌う人も多い。せっかくテクニカル指標でパターンを分析し必勝法を確立しても、要人の発言で突然そのパターンが乱されてしまってはたまったものではない。はっきり言ってノイズにしかならないと、まあそういいたいわけだ。

逆にファンダメンタルズ派のトレーダーには経済指標の発表時にしかトレードしないという人もいる。経済指標の発表に合わせて荒稼ぎしてやろうという魂胆だ。

たしかに経済指標の発表タイミングは一攫千金のチャンスともいわれており、大きく相場が動くこともある。それほど相場はこの経済指標に極めて敏感なのだ。

経済指標の発表に合わせたトレードは必勝法となり得るのか。今回の記事ではこのテーマについて掘り下げていきたい。

雇用統計発表のタイミングを狙え

経済指標をFXの必勝法にしようと考えるのであれば、経済指標とはどのようなものであるかについて詳しく知っておく必要があるだろう。まず一般的にいわれる経済指標にどのようなものがあるかおさえておこう。

種類としては大きくは次のようなものがある。

  1. 金利に関連する指標(政策金利)
  2. 景気に関連する指標(GDP、景況感調査、消費動向)
  3. 雇用に関連する指標(雇用統計)
  4. 物価に関連する指標(物価上昇率)
  5. 貿易に関連する指標(貿易赤字)

ここで特に注目されるのが雇用統計だ。雇用が創出されるということは景気動向がよいとみられる傾向があり、その国の通貨が大きく買われる可能性がある。逆にいうと景気が悪化すると大きく売られる可能性もある。

雇用統計は毎月発表される。月一で訪れる一攫千金のチャンスというわけだ。雇用統計の中でも注目すべきは次の3つ。

  1. 民間部門における雇用者数の前月比
  2. 非農業部門における雇用者数の前月比
  3. 失業率

成り行きは厳禁!取引量も控えめに

雇用統計は稼ぐチャンスとばかり煽っているようだが実際にはリターンだけでなく、リスクもある。当然といえば当然だが、相場が大きく動くのだから予想が当たれば大儲けだが、外れれば大損する可能性もあるということだ。

雇用統計前後に特に素人考えで大量資金を投入し、多額の取引を行うと痛い目を見る可能性がある。ギャンブルトレードがお好きだというのならそれでいいが、健全なトレードを目指すなら絶対にやめておいた方がいいだろう。成り行き注文などはもってのほかである。

経済指標の発表時を上手く使って勝つ方法は?

ようやく必勝法らしい話ができそうだ。まず経済指標を使って勝つためには事前の仕込みがもっとも重要だ。まず買いと売りのどちらが先行しそうかというのを予め予想しておく。常に様々なチャンネルに対してアンテナを貼っておかなければならないし、英語のわかる方は海外のメディアなどにもよく目を通しておくとよいだろう。

そして予め注文を入れておく。これが基本となる。ここではIFD注文という注文方法を紹介しておきたい。

IFD注文とはとても便利な注文方法で①買いを入れるポイント、②利食いするポイント、③損切りするポイント、この3つを同時に指定することができる。もし経済指標がFXの必勝法になるとすれば間違いなくこの注文方法がコツとなるだろう。

FOMCも注目の指標だ

雇用統計と並んで注目度の高い経済指標がある。それが米FOMC政策金利発表だ。

FOMCはFederal Open Market Committeeの頭文字をとったもの。日本語にすると「連邦公開市場委員会」となる。この機関はズバリ米政府の金融政策を決定する最高意思決定機関である。およそ6週間ごとに開催され、必要とあればその都度開催することとなっている。

ここでの決定が米政府の金融政策となり、その政策次第では相場に影響を及ぼすため世界の投資家たちは注目してみているというわけだ。

事前準備が勝利のカギとなる

経済指標発表時の必勝法とは何か。一にも二にも事前準備、これが必勝法となるであろう。常に経済指標カレンダーをチェックしておき、漁師が張り網をするように事前に仕込んでおく。地味だがこれが最も成果の出る必勝法になる。

今回は昭和の投資家是川銀蔵(これかわ・ぎんぞう)の格言で締めたいと思う。

株式投資カメ三則
一、銘柄は水面下にある優良なものを選んでじっと待つ。
一、経済、相場の動きからは常に目を離さず自分で勉強する。
一、過大な思惑はせず、手持ちの資金で行動する。
是川銀蔵

FX必勝法のシンプルでカンタンなテクニックをまとめてみた

果たしてFXにカンタンな必勝法などあるのか?

自分にはFXは向いていないかもしれない。 もうやめてしまおうか・・・。

FXで負けこむとそんなことを考えることもあるだろう。

もしそんな負け続きのトレーダーでもカンタンに実践できるFXの必勝法があるとすれば・・・。
藁にも縋る気持ちでその必勝法を実践してみたくはならないだろうか。

今回の記事ではそんなFXトレーダーにおすすめの最もカンタンといわれる必勝法をお教えしたいと思う。
カンタンといっても最初は理解するまで少し時間はかかるだろう。

FXがどんなにへたくそでも実践できる

「どんなにFXがへたくそでも」というと大変失礼だが、もしあなたが本当にそう思っているとすれば自信を持って欲しい。

真面目にトレードをしていて本当にへたくそなトレーダーなどどこにもいない。まだハマる必勝法に出会えていないだけだ。これから紹介する必勝法は誰でもカンタンに実践できる。

その必勝法は両建てトレードを使った必勝法だ。

この時注意すべきはいくらカンタンといってもきちんと相場予想くらいはしないといけないということ。これだけは念頭において欲しい。では詳しく説明していこう。

やり方は簡単だ。まず最初にエントリーしたが予想が外れたとする。

この時点で瞬時に逆ポジションを入れる。つまり買いと売りの両方のポジションを持った状態となる。これを「両建て」という。
どちらも同数のロットで両建てをするとどうなるだろうか。双方のポジションは損益は相反することとなる。

つまりどちらかがマイナスになっていても、一方では同じだけのプラスが出ている。
同数ロットで両建てした時点からはどんなに相場が動いても損益は動かないのだ。

この後が肝心だが、どちらかのポジションを切るか、さらにポジションを投入しなければロックがかかったままの状態となる。

ここで最初に持ったのとは逆に相場が動くと判断した時点でポジションを投入する。もしここでプラスになればその時点ですべてのポジションを手仕舞いする。もしダメなら?また逆ポジションを入れて買いと売りのロットを同数にする。

今度は最初また逆のポジションにさらに倍の資金を投入する。

このように延々と倍賭けをやっていくことで最終的には取り返しにいく。

ただし最初に述べたようにあくまできちんと相場予想をするという前提。というのは、無計画に倍賭けをやると連敗が続いた時に資金が持たなくなるからだ。

必勝法としてはとてもシンプルでカンタンだ。気が向いたら一度試してみるとよいだろう。

カンタンな両建てトレードで月1万稼げ!

カンタンといいながら連敗が続けば資金が続かないリスクがある。

これでは話にならないと思われるかもしれない。

だが、これにはいい方法がある。理屈は簡単。できるだけ取引量を減らせばいい。
つまり1回で獲得できるpipsをいくら小さくしてもいい。

とにかく資金がショートしない体制でこれを続けるそうすれば勝てる。
この必勝法は100%ではないが、資金さえ続けば最後には勝てるのだから、勝てるやり方を続ければいい。

1000通貨でやっても月100pipsくらい取れれば1万円稼げる。年間12万円でも最初は悪くないと思う。
ここから増やしていこう。

カンタン必勝法のまとめ

今回はカンタンに実践できる必勝法として両建て必勝法を紹介した。もちろんこれが非常に有効な必勝法とまではいえないが、もしどれも頭打ちというなら試してみる価値はあるはずだ。

ちなみにFX業者は海外と国内があり、同一口座内の両建てを禁止しているところもあればそうじゃないところもある。ほとんどすべての業者を隈なく調べたが、海外FX会社GEMFOREX(ゲムフォレックス)は両建てを禁止していないことがわかった。

ここにおいて、ユーロドルの両建てを実行した場合、100万円を入金すると年間で12万9932.7円の利益を生み出すことができる。実に年間リターン12%を為替変動に関わらず得ることが可能だ。

そのほか海外FXはハイレバレッジ、ゼロカットシステムという国内業者にはないサービスを売りにしている。新規口座開設者にはボーナスも用意されているので、この両建て戦略を機に、触れてみるのも悪くないだろう。

ちなみに下に、始めるならここという人気の海外FX会社「GEMFOREX」と「XM」の2つを簡単にまとめてみた。

カンタン必勝法のまとめ

 
それでは今回は米国の投資家ロバート・アレンの格言で締めたいと思う。

「それきり型収入」は一度働いて一度収入を得るという意味。「一生型収入」は一度働いて、何千回も収入を得ることだ。眠っている間にお金を稼げなければ、決して金持ちにはなれない。
ロバート・アレン

FX必勝法-バイナリーオプションの戦略編-

初心者にも人気のバイナリーオプション!FX必勝法はあるか?

当ブログでは基本的にFXの必勝法を紹介しているが、今回の記事ではバイナリーオプションについても紹介してみたいと思う。

もちろん当ブログはFX必勝法を紹介するブログであるため、戦略的にバイナリーオプションを運用する必勝法について考察したい。

そもそもバイナリーオプションって何?それっておいしいの?

バイナリーオプションの必勝法を解説する前に、もしかするとバイナリーオプションが何かわからないという読者も中にはいるかもしれない。簡単にだけ解説をしておきたい。

FXとバイナリーオプションの違い

まずFXとバイナリーオプションとでは何が違うのだろうか。FXは買値と売値の差益や金利差を利用して儲ける投資商材だ。これに対しバイナリーオプションはかなりシンプルで、この後相場が上がるか下がるかのどちらかを予想するだけ。

50/50のシンプルな予想であるため、FXの初心者も取り組みやすいとして人気を呼んでいる。

バイナリーオプションの特徴

  1. FXのように追証が発生しないため比較的安心
  2. バイナリーオプションはFX以外の予想もできる

戦略①レジサポラインだけでもOK

多くのブログでも紹介しているが、バイナリーオプションはレジサポラインを活用するだけの戦略でも十分通じる。

レジサポラインとは、レジスタンスラインとサポートラインという二つの線を合わせて呼ぶ時の呼称だ。それぞれについてはこれから少し解説をしたい。

レジスンタスラインとは?

まずレジスタンスラインだが、これは抵抗線とも呼ばれておりチャートの高値同士を線で結んだラインのことだ。レジスタンスライン(抵抗線)と呼ばれるだけあって、その線にチャートが触れると相場は反発しやすい。

サポートラインとは?

次にサポートラインとは、チャートの安値同士を線で結んだラインのことだ。一時的に相場が下落してもこの線に触れると値は戻ってきやすい。

レジサポラインはどう使う?

使い方はカンタン!レジスタンスラインに触れそうであればLOW逆にサポートラインに触れそうであればHIGHを選択する。これだけでもかなり手堅い予想ができるようになる。

戦略②やっぱり試してみたいマーチンゲール手法

どんな投資でも一度は試してみたくなるのがマーチンゲール必勝法。

必勝法としては古くからよく知られているマーチンゲールだが、戦略としてはひたすら勝つまでやり続ける。非常にシンプルな必勝法だ。

ここで注意したいのは投入額だ。戦略を誤ると痛い思いをすることになる。例えば最初に10000円を投入したとする。最初に負けたら次に投入するのは2万円、そしてさらに負けると4万円。どんどん掛け金は大きくなっていく。

連敗が続けばカンタンに資金を失ってしまう可能性がある。そのためマーチンゲールをやるときはできるだけ少ない資金から始めることが戦略としてはおすすめだ。

必勝法で勝ち続けられる?

ではこの必勝法でずっと勝ち続けられるかというと何とも言えない。やはりバイナリーオプションは50/50ギャンブル性が高いため、一筋縄でいきそうにはない。

では今回は江戸時代の投資家であり相場師でもある本間宗久(ほんま・そうきゅう)の格言で締めたいと思う。

唯々、平日此の米上がるか下がるかを考え、仕掛け申すべきこと肝要なり。

-本間宗久-

FXに必勝法などない?ナンピンは危険?否定派の主張まとめ

なぜFXに必勝法がないなどと言い切れるのか

「FXに必勝法などない。」と断言する人たちがいる。

果たしてこれは事実なのかというと私、鬼石からすればどちらとも一概にはいえないと思っている。
というのは、必勝法の捉え方一つで意味が変わってくるからだ。

必勝法というのはあくまで勝率をあげるための手法。つまり手段の一つであり、それ自体が必ず利益を約束するものでないとすれば必勝法はいくらでもある。

だが、これが必ず勝てる勝率100%の必勝法であるというのならそんなものはないと確かに言い切れるかもしれない。

今回はよくいわれる「FXに必勝法はない」とする主張について検証しながら、必要に応じて批判を加えていきたいと思う。

必勝法詐欺が横行しているといって「ない」と言い切るのはどうか

FXの必勝法を探していると必ずと言っていいほど詐欺商材にぶつかる。

恐らく誰もが一度は「この商材何か怪しい・・・。」と感じるような体験をしたことがあるのではないかと思う。

自分は騙されないと思っている人ほどコロっと騙されてしまう・・・。
当ブログでは以前にもメルマガ詐欺の実態について記事で紹介したことがある。

メルマガ詐欺の悪徳な手法について知りたい方は過去の記事をみて欲しい。

メルマガ以外にも詐欺商材というのは多い。タチが悪いのは相手が初心者であることをいいことにごく普通のありふれたテクニックを必勝法として売りつける輩がいることだ。
例えば「月100万儲けた手法教えます」といった魅惑的なキャッチコピーで惹きつけて、10万~50万という多額の料金を請求するといった具合だ。

しかも手法はトレンドラインやレジスタンスラインを使った基本的なエントリーや利確、損切りの手法など。どれも必勝法と呼ぶには程遠い基本的なテクニックばかりだ。
これでは必勝法と名の付くものはすべて疑ってかかるしかなくなってしまう。

よくこういった詐欺話から派生して「FXに必勝法はない」といった主張をする人がいある。

ここまで書いた通りFXの必勝法を商材とするものに詐欺が多いのは事実だ。だがしかしそれを理由に「FXの必勝法はない」などと言い切ってしまうのはいかがなものか。

勝率100%とはいかなくとも高い勝率で勝てる手法はあるはずだ。

FXに必勝パターンはある・ないという論争

当コンテンツの冒頭にも述べたが、「FXに必勝法はない」とする主張には「勝率100%」ではないというニュアンスが含まれている。もし必勝法の言葉の意味が100%であるならば「FXに必勝法はない」とするのもあながち間違いではないだろう。

辞書を引いてみるとどうだろう。「必勝法 – それに従えば必ず勝てるという手順。「じゃんけんの必勝法」」
100%ととれなくもないが、そうだとも言い切れない・・・。

結局この必勝法という言葉の曖昧さが、FX必勝法ある・ない論争を引き起こしているのだろう。

ここでははっきりしておきたい。FXの必勝法とはその通りに実行すれば100%利益が得られるテクニックではない。
必勝法は何度も繰り返し実践と検証を繰り返し、勝率を高めていくのだ。

ある時8割くらいの勝率をあげていても、それがハマらなくなってくることもあるだろう。
FXの必勝法はそれまでパフォーマンスが出ていても、相場の動きが変われば通じなくなってくることもある。

FXの必勝法を研究するならぜひこのことを心に留めて頂きたい。

では今回は日本の著名な個人投資家午堂登紀雄(ごどうときお)の格言で締めたいと思う。

自分で情報収集ができることも大事。情報量の少ない投資先では失敗する。

-午堂 登紀雄-

FX必勝法の世にも恐ろしいメルマガ詐欺の実態とは

FX必勝法の有料商材をみたら大方詐欺だと疑ってかかるべし

「FXに勝率100%の必勝法はない。」

これが当ブログの一貫した主張だ。

もしそんな必勝法があるなら人に押しえる必要はないし、そんな必勝法が世に出回ったりしたらFXの市場は完全に死滅してしまう。

だが実際に勝率100%を謳うFXの必勝法は世にはびこっている。もしあなたがそんなFX必勝法を目にしたら十中八九FXの詐欺商材だと疑ってもよいだろう。

これから紹介するFX詐欺の一例は実際に知人が騙された手口の一つだ。

私もこの話を聞くまでは「FX詐欺なんて」と侮っていたが、もしかすると自分も詐欺に引っ掛かるかもしれないと思うとゾッとする

「自分は詐欺なんかに騙されない」と思っている人も一度は読んでみて欲しい。

必勝法はメルマガの指示通りに売り買いするだけという虚構

FX必勝法の詐欺商材にいかにもありがちなのがメルマガ詐欺だ。

必勝法というのはメルマガで配信される予想に従って買い続ける。ただそれだけ。
実際にはそれで勝ち続けることはできない。

ただコロっと騙されてしまう人が存在するのはなぜだろう。
メルマガはFXに限らず様々な詐欺に利用されているが、仕掛けはカンタンだ。

まず登録無料でFXの予想を伝えるというキャンペーンを貼る。

最初は半信半疑でも無料ならと興味本位で登録してくる人もいるだろう。
登録するとこれが驚き、なんと来る日も来る日も予想は的中。

投資の世界にもギャンブルの予想屋と同じように相場師と呼ばれる人たちがいる。
実際に優秀な相場師であれば高確率で予想を当ててくることはある。

それだけ予想が当たれば完全に信じ込まざるを得ないはず。
すると、また一通のメールが届く「無料期間が終了しました。有料登録される方はこちら」

メルマガを受け取るには高額の料金を請求されるようになる。
メルマガに登録した当初のメンタルであれば決して騙されることはないだろう。

しかしもうこの時点でこれだけ予想が当たっていると詐欺だとは気づかず流されてしまいやすい。
実際にこの予想に従って取引して儲けでもしていれば、なおさら詐欺には気づかない。

高額な料金を支払うようになったとたんに予想は当たらなくなっていく。
そこでようやく詐欺商材だったことに気づくというわけだ。

詐欺のからくり

メルマガのFX必勝法の詐欺のからくりは一体どのような全容になっているのか。

実はこのメルマガ予想など一切していない。
ではなぜ無料期間だけ予想を的中させることができたのか。

そのからくりはこうだ。まず無料でできるだけ多くの登録者を集める。
例えば1000人からメールアドレスをかき集めたとする。

一方の500人に対しては買い注文を、もう一方の500人に対しては売り注文を指示する。
翌日は先ほどの500人のグループをまた買いと売りに分ける、また翌日は同じ要領で250人を買いと売りに分ける。

するとどうだろう。

ある特定の人たちはあたかも毎日送られてくる予想が的中しているような錯覚に陥ってしまう。
これがFX必勝法詐欺の手口というわけだ。

FXの必勝法は自力でつかみ取るもの

ここまでの内容を読んであなたはどのように思われただろうか。

詐欺にだけは絶対に騙されないと腹を括っていても、詐欺集団はあの手この手で必勝法を信じこませにやってくる。

全く論拠のない必勝法の書かれたPDFを送り付け数万円を請求するというパターンもあるが、意外とこういったチープな詐欺に騙される人が多い。
知りたい、気になるという欲求に加えて「〇万円くらいなら仕方ないか」というある種手が出やすい金額設定も購買意欲に拍車をかける。

詐欺師たちはいつでも「儲けたい」という金欲につけこんでくるのだ。

結果、買った後で騙されていたと気づいても泣き寝入りしてしまうケースがほとんどだとか…。
詐欺被害者からすると「騙されてしまった」という羞恥心のようなものもあるのであろう。

詐欺に騙されないためにはどんな上手い話を聞かされても、決して揺らぐことのない屈強なメンタルが必要といえるだろう。

何度でもいう。FXに勝率100%の必勝法などない。どんな手法も自分で研究し実践してこそ意味があるのだ。

もし騙されてしまった時は

もし「絶対に勝てるFXの必勝法を教える」といった類の情報商材に騙されたら・・・。

そんな時は迷わず消費者センターに相談しよう。
これらの詐欺商材はある種巧妙なところがあり立証が難しいともされている。が、上手くいけば返金対応も期待できるかもしれない。

身近に弁護士をやっている知人などがいれば相談してみるのもよいと思う。
ただ原理原則は甘い話には乗らずしっかりとあくまで自分が理解した上で必勝法を実践すること。これが鉄則といえるであろう。

では今回は精神科医であり評論家でもある名越康文(なこし・やすふみ)の格言で締めたいと思う。

たとえ欲のスケールが小さくても、対象への執着が深いと、そこが弱みとなってつけこまれる恐れがあります。執着心は自分が依って立つ基盤が小さい人、あるいは単線になっている人ほど強くなりがちです。騙されないようにするためには、これを失ったら後がないという状況に自分を追い込まないことが大切です。

-名越康文-