ファンダメンタルズに超ド短期トレードで挑む

知る人ぞ知る指標スキャルというFX必勝法はいかほどか

指標スキャルというFX必勝法があるのをご存知だろうか。

この必勝法は二つの要素が組み合わさって成り立っている。

一つはスキャルピングというトレード手法、もう一つは経済指標である。トレード経験のない初心者のために少し補足をしておこう。

スキャルピングとは非常に短い期間で売買を繰り返す取引手法のことである。また経済指標というのは雇用統計や金利政策など、相場に影響を与えうる材料となる指標たちのことだ。

指標スキャルというのは、文字通りこの経済指標の発表時を狙ってスキャルピングを行う必勝法というわけだ。

僅かな時間で百万近くの利益を得ることもできるともいわれるこの指標スキャル。一体どのような必勝法なのか、これからじっくりみていきたいと思う。

指標スキャルはリスキー?本当に稼げる?

この必勝法、どうあがいてもハイリスクだといわざるを得ない。経済指標の発表時というのは相場の変動が激しい。ハイリターンが狙える分、損失のリスクも大きい。

そのためこれは安全重視で健全なトレードを目指したいというトレーダーにはおすすめできない。だがもしギャンブルトレードで荒稼ぎしたいというのであればやってみる価値は十分あるだろう。

この指標スキャルという必勝法で有名な人物というのがHAPPY氏だ。

元々株式投資では全くさえなかったが、FXでこの指標スキャルという必勝法を始めてから成功をおさめることができた。といってもHAPPY氏自身のこの指標スキャルでの勝率は6対4くらいの割合らしい。

この勝率からもいかに損益がどちらに動くか際どい必勝法であることが窺えるのではないだろうか。

HAPPY氏は10万円から始めて3年で2億まで増やすことができたという。損小利大を実現できればたとえ6割の勝率でも十分に資金が増やせるということなのだろう。

ちなみにこのHAPPY氏は「FX 指標スキャルでHAPPYトレード」というタイトルで書籍も出版している。興味のある方は読んでみるとよいだろう。(割と古いほんなので中古なら200円くらいで買える。)

必勝法で失敗した人もいる?

指標スキャルで失敗したと噂される人も

HAPPY氏の話が出たついでだが、指標スキャルで失敗したのではと囁かれている人物もいる。それが指標スキャルトレーダーのあさみという人物だ。ブログをやっていたのだが今はもう検索にすら上がってこない。(もう閉鎖したのだろうか。)

「あさみのFX指標スキャル DVD付 (超トリセツ)」というタイトルで本も出版していたようなのだが、この内容が酷い。

FX指標スキャルで稼いだと自慢をしたいのか、著者の優雅な暮らしを紹介するなどFXとは関係のない内容。本当に指標スキャルで稼いだのかと疑いたくなるような構成である。

付属のDVDも残念ながら内容が薄い。これがまるでFX必勝法の指南書のように売られているのだから呆れてものが言えない。

このFX必勝法で勝つためのコツ

指標スキャルを実践する上で重要なのはまず、指値と逆指値を入れておくことだ。指値と逆指値を入れておくということはつまり「いくらで利食い、いくらで損切り」というのをきちんと決めておくということだ。

このあたりはどの必勝法を採用するにしても基本的に同じであろう。そしてもう一つ何よりも重要なのは資金管理だ。いくらまでなら資金投入してもOKか。これをきちんと決めておくことだ。

これはFXや必勝法に対する対策というよりも投資全般の基本的な考えだ。

もしこのあたりを徹底できればあなたもHAPPY氏のように損小利大を狙えるかもしれない。

それでは今回はアメリカの投資家ウォーレン・パフェットの格言で締めたいと思う。

金持ちになるためには2つのルールを守りなさい。
【ルール1】絶対にお金を損しないこと。
【ルール2】絶対にルール1を忘れないこと。
ウォーレン・パフェット

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